❖ 地元農家さんが育てた新鮮野菜を美味しく食べて healthful !
まず最初に健康の源は食生活にあると考えます。【医食同源】という言葉がありますが、日常の食生活に注意することは、病気を防ぎ健康を保つことにつながります。
❖健康に深く係わる食品の表示について考えてみたいと思います。食品の期限表示には「賞味期限表示」と「消費期限表示」があり、どちらかの表示が義務付けられられています。
✩賞味期限表示・・・美味しく食べることができる期限を指しておりますが、この期限を過ぎても直ぐ食べられなくなることでは有りません
加工食品の大半がこの表示です。菓子類・麺類(乾燥パスタ、そば、カップ麵)缶詰め類・レトルト食品他
✩消費期限表示・・・この期限を過ぎると、品質の劣化を伴うおそれがあるため、食べない方が望ましいとする期限を示します。
(弁当・サンドイッチ・惣菜他)を適切な年月日で表示しています。
ご存知ですか
❖旬の食材をおいしく調理するためには、素材の下処理が大切です
野菜の茹で方を紹介します (注;根菜類・葉菜類共に、炒め物や煮物の場合は茹でる必要はありません)
✫ 水から茹でる・・・根菜類(大根・人参・蓮根・牛蒡・じゃが芋他)
※ 切ったあと牛蒡は水に2~3分浸して、茄子は1~2分浸してあくを除いてから料理する※茄子は油と相性が良いです
※ お正月用の煮しめなど、蓮根・牛蒡を茹でるときは、少量の酢を加えて茹でると、白く茹で上がります、カリフラワ-も同様に!
✩ 沸騰した湯でゆでる・・・葉菜類(ほうれん草・春菊・アスパラガス・菜の花・ブロッコリー・インゲン・絹さや他)
※ 緑色の野菜は、葉緑素(クロロフィル)を含むため、加熱した湯に少量の塩を加えて茹でることで、緑色を美しく保つことができます。
根元の硬い部分を下にして、湯の中で回転させながら葉先まで茹でる。茹で上がったら素早く冷水にとり固く絞ってから、料理に使いま
しょう ※サラダに使うじゃが芋・人参・玉ねぎ等は、電子レンジで茹でることができます。下記の【❖簡単ポテトサラダ】をご参考に!
本当の美味しさを知りましょう
今は加工された調味和洋だしが、たくさん市販されてますが、これ等に慣れることは好ましくありません。
❖和風だし汁を作りましょう
✫ お吸い物やお正月の煮しめには、昆布を水から加熱し、沸騰直前でとりだし、鰹節を加えて加熱すると美味しいだし汁がとれますが、
かつお節のみから美味しいだし汁が作れます。毎日の味噌汁には、きのこ類・野菜(緑黄色野菜)・豆腐類・わかめ等から3種の具材を加え
て加熱し薬味にネギの細切りをのせて食しましょう。だし汁はお浸しや、和え物にも少量使えて便利です!※削り鰹節は、ふんわり大き
く削ったものがお勧めです
❖片栗粉の特徴と調理性
※寒い季節は片栗粉を水溶きして、料料にのせてとろみをつけることで、温かく栄養を逃がさず食せます。緑黄色野菜を細く切り、肉と一緒に炒めて味付けし、水で溶いた片栗粉をまぶしていただきます、豆腐料理や魚料理も同様です。栄養を閉じ込め温かく美味しく頂けます!
片栗粉は、その大部分をジャガイモの澱粉(炭水化物)を使用しており、グルテンフリーです。
✰ 生魚のソテー(素焼き)や茄子のソテーなど、表面をきれいにし水分を拭いて、軽く塩・胡椒・カレーパウダーで味付けし、両面に片栗粉を付けて、サラダオイルやオリーブオイルで、こんがり焼き上げる。表面がパリッとしてとても美味しいです!
✰ 茄子も同様の方法で焼き上げます。茄子は縦長に半分に切って、紫色の皮の部分に少し斜めに切り込みを入れます(火のとうりが良い)
表面がパリッとしてとても美味しいです!
✰ 料理の仕上がりにとろみをつけ栄養を逃がさない・食べやすい・冷めにくいなどの効果が期待できます。
❖小麦粉の特徴と調理性
小麦の種子(胚乳・胚芽)を粉砕し粉にして調理する。小麦粉はタンパク質(グルテン)を多く含みます。そのグルテン含有量の違いから以下のように分類されます。(伸張性・粘性・膨張性など)
✰ 強力粉・・・グルテン含有量 約11%~12%⇒ パン・マカロニ・パスタ他
✰ 中力粉・・・グルテン含有量 約10%⇒ 麵類・餃子の皮・春巻きの皮他
✩ 薄力粉・・・グルテン含有量 約8%⇒ ケーキ・菓子類・てんぷらの衣他 ※調理の際は軽くこねることで、ふんわり柔らかく仕上がる
※ムニエルの場合は小麦粉を表面に振りかけて焼くと、小麦粉のタンパク質(アミノ酸)と糖質(デンプン他)が加熱により反応し、美味しい香りと焼き色がつきます。
❖ 食卓の料理にちょっとオシャレな香草野菜
✰ディル・・・少し辛みがあり、葉は細くて繊細な感じ!特有の清涼感あふれる香りは素敵
(細かく刻んで魚や肉料理に、ムニエル・ソテー・スープのトッピングに良い) 下図
スモークサーモン・ニシン・鰯などのマリネにも合う ハンバーグステーキにトッピングして香りを楽しことが出来る(下図右側 ) (参考:旬の食材使った日常食-洋)
✩ パクチー・・・葉茎がせりに似ていて、調理してもシャキシャキ感を楽しめる香草、炒め物・パスタ 和え物など。 香草の好きな方には是非お勧め。(下図左 側) 参考;(旬の食材を使った日常食・洋)
✩わさび菜・・・緑が濃く口に入れると少しワサビの食感を楽しめる。葉は縮れてヴォリュームがある。(下図中央左側)
細かく刻んでサラダ・ムニエル・ソテーの添え・炒める・てんぷら他
冬場の緑色野菜の不足を補い、多方面に役立つ。 (参考;❖ 農家さんの新鮮野菜を使ったサラダ)
❖ 簡単にポテトサラダ
※じゃがいも・玉ねぎ・人参は電子レンジで(加熱)茹でることができる。じゃが芋は皮をとり、
3cm位の角切りで、凡そ4~5分。玉ねぎ(1分)・人参(2分)其々細切りにしてラップをし て、
加熱する。ポテトサラダ作りには便利です。6月頃に出回る新じゃが芋は、ほくほくして柔らかく
とても美味しいです!サラダには、男爵(品種)がむいています。細長のメークインは煮崩れしに
くいので煮物に利用できます。
キュウリやミニトマト・レタスを添えて色どり良く、ビタミン も沢山摂取できます。
レンジでは、ブロッコリー・オクラ・インゲンなどは、1~2分の加熱では、芯まで柔らかくならな
い場合も ありますので、加熱時間に注意が必要です。
❖【農家さんの新鮮野菜を使ったサラダ 2人分】
材料 リーフレタス 30g わさび菜 50g ラディシュ 30g トマト 50g ローストビーフ30g ゆで卵 2個 レモンドレッシング 15ml ホワイトペッパー少々 塩
作り方
❖ 魚介類の選び方
✩ 魚介類は目が生きいきして、腹部はしまっており全体に美しく生臭く感じないものが良い。
旬の魚はその時期に脂がのっており、栄養・味共に優れる!✰
❖ 魚の下処理
✰ 鯵などは腹を切り開いて内臓を包丁の先でかき出し、尾に近い硬い部分(せいご)も切り取る。
✰ 鰯も同様であるが、小骨が多いため頭を切り落とした際、切り口から内臓も取り出す。次に背骨の後ろに包丁で軽く切り込みを入れ、
指を使って簡単に背骨をとることができる。(三枚おろし)これにより調理の幅も広がる!
※ 魚の調理は生臭いため、使用するまな板なども気になります。オーブンで使用するクッキングシートを、まな板の上に敷いて調理する
とよい。使用後は、まな板・包丁共にきれいに洗いましょう。
♫ 環境にやさしい暮らし方の工夫
❖ 台所の排水口(パイプ)をきれいに使う!
✰ 毎食後の、鍋・フライパンは新聞紙(古紙再生ざら紙)、食器の油汚れはティシュペーパーで、きれいに拭き取って洗いましょう!
✰ 生魚を処理した際、新聞紙に包むことで、生臭さなどの嫌な臭いを抑えることができます。勿論、ゴミ箱に捨てる際はビニール袋に入
れて密閉します。※新聞紙はB5位の大きさにカットして束ねておくと便利!
✰ 生野菜の下処理をする際、不要の新聞紙等を敷いた上で汚い葉を取り除き、根菜類(人参・じゃが芋・大根他)も表面の皮を包丁でき
れいに取り除いてから洗いましょう。食べ残し処理にも新聞紙を使うと水分を吸収します。※生ごみを捨てる際に、水分で重くしない
ことです。※ティシュペーパー・ペーパーナプキン・新聞紙・ロールペーパーは台所の必需品!!!!
✩ 食後の片付け終了時には、時々、次亜塩素酸ナトリウム配合の溶剤を使い、殺菌・消臭を心がけましょう!この処理により、排水口や
排水パイプの滑りが無くなり、流水音も軽やかに気持ちよく流れます!
❖ 家庭から出るごみをどうやって減らすか?
✩ ごみの分別を徹底して、資源ごみとして、再利用する(Recycle)ペットボトル・缶・瓶・雑誌・紙類 他
✰ 詰め替え用商品の購入 調味料・加工食品や、生活用品(各種洗剤)の中身のみ購入(Reuse)
✰ 買い物袋(マイバック)は、いつも持参(Reduce)
✰ 生ごみ処理機で処理する。私自身は、野菜の切りくず・果物の皮は細かく刻み、コヒーのかす等も、花壇の土に埋めています。
冬場は皮付きの美味しい「みかん・柿・リンゴなど」豊富に出回ります! それらの皮を太陽で乾燥させて、細かく刻み
花壇や鉢植えの土に与えましょう 植物は喜びます!